心臓を抑えて血圧測定で数値を下げる動画と説明
理屈としては、心臓を肺と腹部で抑えつけることで一時的に血の放出を止める方法です。 血圧測定の原理は、腕にカフを巻いて空気を送って圧迫させます。 普段は「コトン」と音を立てている脈動がカフの圧迫により音(コロトコフ音)が止まります。 少しずつカフを緩めていき、最初に脈動の音(コロトコフ音)が鳴った時点が「最高血圧(収縮期)」になります。
血圧測定で数値を一時的に下げるには、カフが緩まっていく時に脈動がなるべく遅くなるようにすれば良いことになります。 それには心臓から流れ出る血の量が少ない方が良いわけです。 このYoutube動画では、空気を一気に吸い込んで「肺」と「横隔膜」と「腹」で心臓を圧迫させることで動きを一時的に止める、ヨガ行者の方法に似たものです。 大きく吸った息をみぞおちに向けて押し込むようにして血圧測定の最中は息を頑張って止めておくのが重要なコツになります。 これだけで収縮期を30~40mmHg、拡張期も10mmHgは下げることができるとのことです。 練習無しで本番で成功させるのは難しいようなので家庭用の血圧計で練習してからにしてみましょう。 ただし、これを使いすぎると本当に降圧剤の処方が必要な症状なのにすり抜けてしまう裏技なのでほどほどにしましょう。
炭酸水で血圧測定で数値を下げる方法
2013年のNHKの「ためしてガッテン」で炭酸水のパワー紹介で「血管拡張作用」があるという驚きの内容がテレビ放映されました。 コメンテーターたちの最初の反応は「だから固形の入浴剤に炭酸が入っているんだ!」との納得の一言でした。 科学的理屈は述べてませんでしたが、経口で炭酸水が体内に入ると酸素不足と勝手に判断されて血のめぐりが良くなり血管の直径が拡張して血圧測定で数値が下がるという原理です。 炭酸の特徴はお風呂でも皮膚から体内に取り込めるので、飲んでも風呂に浸ってもどちらでも良い効果はあります。 高濃度炭酸温泉が日本各地にあり高血圧に良いと書かれているのは、この原理になります。 血圧測定で一時的に下げる直前の対策で可能なのは炭酸水を飲む方になるかと思います。
血圧測定で下げる時間帯は食後が良い
病院の検査は食事をしないできてくださいという注意事項が多いので、健康診断の当日では朝食を完全に抜いていくのが一般的です。 血糖値の採血検査には、当日は食事しない方が低い良い結果のデータが多いです。 しかし血圧測定を下げるには食後の方が却って良いというのは、食べ物を胃で消化しようと体内で血流が活発になり血管拡張が起きる仕組みからです。 また数値の影響はその時の心理的ストレスも関わっていて、空腹時だとリラックスできてない状態ですが食後だと食欲を満たした幸福感から得られるストレスフリーになります。 予め血圧測定だけと分かっていてその他に検査がないのでしたら、1時間目くらいに腹八分目で食事をした方が低い結果が出やすくなります。
米英で人気のビートジュースで血圧測定で下げる
日本では馴染みが少ないですが「ビート」という野菜の根の部分をジュースにしたものが海外では健康飲料としてセレブの間に流行しています。 アメリカの大学でも血管拡張の効果があると発表されていて、機械での血圧測定で数値を一時的に下げるのに役立つ新しい市販の飲み物です。 各方面の一流スポーツ選手が筋肉の血流量を増やす目的や酸素循環の促進で普段から愛用しているようです。 日本のAmazonでもネット販売していて1本1300円程度でお手軽にネット購入できます。 購入者の投稿コメントを見ると「味が思ったより不味い」「鉄分不足が目的」という印象の悪い書き込み内容のものが多かったです。
首にタオルを巻くことで温めて血圧上昇を防ぐ
マフラーやネックウォーマーの役割は首の部分を外気で冷やさない守ることが目的になります。 人間の首の部分には体温調整を司る「AVA」(動静脈吻合)という部分があります。 首が急に冷えると本来の元の状態に復活させようと体温を上げるのに数値が上昇しやすくなる仕組みなので、タオルなどを緩く巻いて冷やさないようして血圧測定で一時的に下げるようにします。 夏でも冷房が過剰に効いた部屋で長時間待つようでしたらネックウォーマーを持参して暖めておくようにしましょう。
パナソニックの血圧測定器の説明書でバラツキについて言及しています
1回血圧測定したら高かったので数分待って深呼吸したら10下がったというのはよくある話です。 2回目が下がりやすい身体的な理屈としては、一度カフで腕が圧迫され圧力が解放されると一酸化窒素が発生して血管が広がる為です。 上記の図は製造メーカーのパナソニックの公式サイトにある血圧測定のバラツキについての分かりやすい説明になります。 上腕のカフや手首の位置が心臓より10cm高いと、本来の数値よりも8mmHg低く出るようです。 逆に心臓の位置より約10cm低いと8mmHg高くなってしまいます。 また一度大きく深呼吸することでも血圧測定で低く出るとなっていますので、医師が手でポンプで計測したときに緊張して高かった時に深呼吸して落ち着いてもう1度というのが医学的な根拠があることになるのです。
血圧測定するタイミングは起床から2時間くらいが良い理由
もし1日1回だけ血圧測定するとしたら、タイミングとしては一番高い数値を示す起床して朝食を済ましたくらいの時間がベストになります。 最近NHKでも特集している血圧サージという1日の中で最も跳ね上がるのが起床後から2時間経過した地点になります。 その差は最も大きい人で60mmHgにもなるので、普段病院の検査で正常値でも朝食後にしたら180mmHgにもなっていたということも実は珍しくありません。 サージというのが原因で、朝に脳卒中や心筋梗塞が発生しやすいと言われています。 出勤前に落ち着いて血圧測定するタイミングの数値が自分の最高値になるので、それ以上には1日ではならない目安になります。